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真鶴町豊漁豊作祭 魚まつり プランクトン観察ブース出展(2014年10月19日)

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10月19日(日)は、真鶴町で行われた「豊漁豊作祭 魚まつり」で、会場内で顕微鏡やプランクトンを用意して、来場されたみなさんにプランクトンを観察していただけるブースを出展しました。 当日は気持ちのよい秋晴れで、豊漁豊作祭にはたくさんの人々が訪れて大変にぎわっていました。 真鶴の特産品を中心に販売したり、ダンスなどの催し物もありましたが、真鶴漁協さんの鮮魚販売コーナー「魚まつり」では新鮮なお魚や真鶴の特産品のひものなどがずらりと並び、それを買いにくるお客さんがたくさんいらしていました。プランクトン観察ブースはその鮮魚販売コーナーの隣にテントを設置し、魚の餌になり、海の生態系を支えている小さな生物を来場者のみなさんに紹介しました。 会場内のいろんなイベントを楽しまれたお客さんも、「プランクトン」という聞き慣れない言葉や、お祭りではあまり見かけない顕微鏡に興味を持って頂けたようで、多くのみなさんにお立ち寄り頂くことが出来ました。また、以前町内の夏のプランクトン観察イベント等にご参加頂いた真鶴町の小学生が、観察用のプランクトンをつかまえるのを手伝ってくれたり、保護者の方々と一緒にプランクトンを観察に遊びに来てくれたりしました。 プランクトンを採取するのは、真鶴町の小学生が手伝ってくれました。 当日観察できたプランクトンは、真鶴港ではこれまでなかなか見る機会が少なかっためずらしい種類が多く、特に美しい形の放散虫のなかま(Aulosphaera科)や、オベリアクラゲクラゲなどはスタッフも夢中で観察してしまうほどでした。クラゲの傘が開いたり閉じたりする様子は動画で撮影しましたので、イベントなどの機会にみなさんにご覧頂ければと思います。 放散虫のなかま(Aulosphaera科) オベリアクラゲ ※今回のブースの出展は、文科省 公民館を中心とした地域活性化支援事業プログラム「海の自然を活かした地域振興~海を学び、海を活かした場づくり」事業の一環として、真鶴町立遠藤貝類博物館と特定非営利活動法人ディスカバーブルーが企画・実施し、真鶴町漁業協同組合様にご協力頂きました。