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真鶴自然子どもクラブ「港町 まなづるエリアをたんけんしよう!」 2018年2月24日(土)

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ディスカバーブルーでは、真鶴町立遠藤貝類博物館とともに、真鶴町内小、中学生向けに「真鶴自然子どもクラブ」を行っています。 2018年2月24日(土)は、「港町 まなづるエリアをたんけんしよう!」を開催しました。 真鶴町は、漁業や石材業により発展してきましたが、それを支えたのは半島の地形を利用した真鶴港のおかげです。港町 真鶴で今も町の中心となっている真鶴港の周辺を地域のこどもたちと探検しました。 まなづる小学校に集合して、挨拶と自己紹介をしました。今日の探検の大切な仲間たちです。 探検では、真鶴港周辺に関するなぞを考えてもらいました。   一つ目のなぞは 「真鶴町には手にお魚をもったお坊さんがいます。そのお坊さんをさがそう!」 真鶴港の北側にある日和見山と鯖大師を探してもらいました。日和見山は真鶴半島が一望できる眺めの良い場所ですが、昔はここから定置網に魚が入るのを見張っていたそうです。そして、現在は鯖大師が祀られ、海上安全と水難者や魚介類の供養塔が建てられています。 道祖神。鯖はもっていないか・・・。 切り株の穴を発見。虫かな・・?   住んでいる町でも歩いたことのない道はたくさんあります。子どもたちも知らない町に来たみたいに、どきどきしながら歩きました。探すと、町の中には石でできた仏像などがたくさんあることにも気づきました。 地域で食べられる「ハバノリ」が干してありました。 やっと日和見山に到着し、鯖大師を発見しました。鯖大師のお話や、町のお祭りで海上安全をお祈りしていることなども学びました。 あ!鯖もってる! 日和見山から真鶴半島を眺めました。   次のなぞは「真鶴町の「火」の神様をさがそう!」。 東京の愛宕神社から分社して建てられた神社が、真鶴町にもあります。 場所は、日和見山からは少し離れていましたが、みんな頑張って地図を見ながらやっと辿り着きました。 愛宕神社では、村田さんからお話を聞きました。村田さんは分社した方のお孫さんで、特別に神社の中も見せてもらいました。 愛宕神社で、村田さんからお話を伺いました。 町に子どもの元気な声が響くと、窓から住民のかたが手をふったり、声をかけてくれました。 最後のなぞ

『ビーチコーミング&海の素材でランプ作り』 2018年2月18日(日)

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2018年2月18日(日)は、「ビーチコーミング&海の素材でランプ作り」を開催しました。 このイベントは、真鶴町立遠藤貝類博物館と真鶴町立中川一政美術館の共同事業として企画されています。 博物館では、真鶴の海の自然の魅力を体験して楽しむものとして、三ツ石海岸でのビーチコーミングと貝や海藻などを使ったランプ作りを行い、完成したランプは、真鶴町内にある中川一政美術館で夜間展示され、ナイトミュージアムとして館内をライトアップします。 今回は、博物館イベントとしてビーチコーミングとランプ作りを実施しました。 午前中は、三ツ石海岸でビーチコーミングをして、打ち上げられた「漂着物」を集めました。貝や海藻などはもちろん、流木や木の実などの陸のもの、ビーチグラスなどの人工物もありました。 これらを観察することによって、海が陸や私たち人間の生活とつながっていること、周囲の海の自然がどうなっているのかを知ることができます。博物館学芸員やスタッフから、それぞれの漂着物を解説しました。 もちろん、海岸にはゴミもたくさん打ち上がっていました。海で捨てたのではなく、町から、川を伝って海に流れてきたと考えられます。ビーチコーミングは海の自然の楽しむことができるとともに、普段の私たちの行動も見つめ直すチャンスにもなります。 博物館に戻って、ランプ作りを行いました。 海藻や貝は、博物館から提供しました。また、今回は許可を取り(※1)、ビーチコーミングで集めた漂着物も利用しました。 ランプのデザインと講師をお願いした黒葛原さん。ありがとうございました。 海藻も貝も、人が作ったのではありません。海の自然が作り出した素敵なデザインをしています。それをみなさんにお好きにアレンジをしていただきました。一つ一つ、どれも素敵で、世界にひとつしかないランプが出来上がりました。 みなさんが、海の素材をてにとって真剣に考えている様子もとても楽しそうでした。 それぞれの材料は、海の生物としてすべて分類され、名前がついています。”かわいい”貝でも、餌を食べたり、卵を産んだり生きるためにさまざまな方法をとっています。博物館からはそのような生き物の生態などについて解説しました。かわいらしくみえるデザインも、生き物にとっては