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いつまでもこの海と暮らしていくために。ディスカバーブルーは、「人」と「海」とのかけ橋として、海や海の生物、生態系、環境を一人でも多くの人に伝える活動をしています。

2019年5月7日火曜日

真鶴町立遠藤貝類博物館 「海の学校」出前授業(藤沢市立の小学校) 2019年5月7日(火)

2019年5月7日(火)は、藤沢市立の小学校4年生のみなさんに「海の学校」ふりかえり授業を行いました。
真鶴町にある町立遠藤貝類博物館では、教育普及事業の一環として、博物館が海や森林などの地域の自然観察の指導を行う「海の学校」を実施しています。
こちらの小学校4年生のみなさんは、4月末に真鶴半島の三ツ石海岸に遠足で来て、町立遠藤貝類博物館「海の学校」の磯の生物観察会を体験してくれました。今回は、その「海の学校」での体験のふりかえりをするために出前授業を行いました。

「海の学校」当日に見つかった生き物を振りかえってもらうと、みなさんはたくさんの生き物を覚えていてくれていました。問いかけると次から次へと三ツ石海岸で見つけた生き物の名前を答えてくれました。
授業では、それらの生き物のより詳しい話や、当日は見つからなかったものの、真鶴の海に生息するさまざまな生き物の紹介をしました。
その後、磯の生き物はもちろん、沖合を泳ぐ魚のなかまなども含め、海の生態系にとって重要な存在のプランクトンのお話をしました。プランクトンは顕微鏡で観察すると面白いのですが、今回はスクリーンに試料を投影して、元気に動き回る小さな生き物の形や動きを観察しました。
さらに、陸と海のつながりについてもお話ししました。海の生き物が生きていくための栄養は陸から来ます。海が元気なためには陸の自然も元気である必要があります。逆に、海の生き物が苦しんでいるゴミや汚染物質も陸から流入してしまいます。陸も海もどちらも重要で、大切にする意識を持ってほしいと思います。

実は、こちらの小学校では遠足の前に、事前の出前授業も実施し、「海の学校」に行く前の準備や予習となるお話をさせていただきました。前後の予習やふりかえりは、当日の磯での活動をより楽しい体験にし、より深い学習につなげてくれると思います。


※「海の学校」は、真鶴町立遠藤貝類博物館の教育普及事業として、学校等の団体を対象に受け入れを行なっています。
博物館学芸員やディスカバーブルーのスタッフが、真鶴の海をメインに森林なども含め解説指導を行い、自然をテーマにした体験学習を行うことができます。

※出前授業については、本年度は「船の科学館 海の学びミュージアムサポート」の協力により、「海の学校」を利用の学校を対象に実施しています。


2019年5月6日月曜日

海のミュージアム「磯の生物観察会」「海の自然実感教室」 2019年5月5日(日)

2019年5月5日(日)は海のミュージアム「磯の生物観察会」と「海の自然実感教室」を開催しました。


海のミュージアムは、海での体験を楽しみながら自然や生き物について学んでいただくこともできるプログラムとして、真鶴町立遠藤貝類博物館とディスカバーブルーで実施しています。

海のミュージアムは、海での体験を楽しみながら自然や生き物について学んでいただくこともできるプログラムとして、真鶴町立遠藤貝類博物館とディスカバーブルーで実施しています。

はじめは、遠藤貝類博物館テラスに集合していただいて、海の環境のことや、観察会でも楽しむ真鶴の海についてご紹介しています。


その後、みなさん一緒に三ツ石海岸へ移動しました。
当日は、よい五月晴れに恵まれ、波も穏やかで観察会を思いっきり楽しめる海でした。
生き物の探し方や危険な生き物などスタッフからレクチャーをさせていただいてから、いざ、磯へ!

生き物は、石の下や隙間に隠れているものもたくさんいますので、そこを探してみるのがポイントです。
ご家族で協力したり、スタッフと一緒につかまえ方を工夫したり、にぎやかな時間でした。

足元は、膝くらいまでは潮だまりに入れます。当日の真鶴周辺の海水温は17~18度ほどなので、まだ少し冷たいのですが、子どもたちは元気いっぱいでした。
アメフラシは6月くらいまでしか見られません。この時期はぜひ、探してみてください。さわるとやわらかくて、動きはのんびりとしていて、触るのも見るのもオススメです。

 冬から春にかけてのこの時期は、海藻が生い茂るシーズンです。例年よりは、少し遅れ気味ですが、潮がひいた三ツ石海岸も海藻で覆われていました。この海藻が、磯の生物たちにとっては、餌となり、かくれる場所にもなるのでとても重要です。


1時間少しの間、生き物を探していただいた後は、観察の時間です。
グループごとに見つけた生物をじっくり観察していただきました。生き物と記念撮影をしているご家族もいらして、楽しそうでした。

その後は、集合していただき、全体でみつかった生き物について、スタッフから解説をしました。

危険な生き物として、活動開始前にご紹介しているスベスベマンジュウガニが今回も見つかりました。今シーズンは、いつもの年より見つかる回数が多いようです。

午後は、室内で行う「海の自然実感教室」でした。
サメやカニ、ウニ、カイメンなどなど、海の生き物の標本をみなさんで手にして観察しながら、生き物の生態や、海の環境のことなどをテーマにレクチャーしました。

その後は、プランクトンの観察を行いました。
真鶴港でとってきたプランクトンを、顕微鏡で観察していただきました。顕微鏡はお一人一台ずつご用意していますので、思う存分にプランクトンの世界を楽しんでいただけます。

植物プランクトンの珪藻類が大変多く見られました。珪藻類は、ガラス質の細胞壁をもち、いくつもの細胞が連なったり、幾何学的な形をしているものが多いので、とても美しい自然のデザインを楽しめます。
昨日も行なったプランクトン観察ですが、同じ場所でつかまえたプランクトンでも、見られる種類が異なっていました。海の中は、刻一刻と変化していることが実感できました。

次回は、5/19(日)の開催予定です。
また、ちがった生き物との出会いがあるかもしれません。次回はどんな生き物に出会えるか楽しみです。


※今回のイベントは、真鶴町立遠藤貝類博物館と特定非営利活動法人ディスカバーブルーの主催で実施しました。

2019年5月5日日曜日

海のミュージアム「磯の生物観察会」「海の自然実感教室」 2019年5月4日(土)

2019年5月4日(土)は海のミュージアム「磯の生物観察会」と「海の自然実感教室」を開催しました。

海のミュージアムは、海での体験を楽しみながら自然や生き物について学んでいただくこともできるプログラムとして、真鶴町立遠藤貝類博物館とディスカバーブルーで実施しています。

5月4日は、10連休という超大型連休での開催ということもあり、本当にたくさんのみなさんにご参加いただくことができました。

午前中は、磯の生物観察会を行いました。磯へ出かける前には、生き物の探し方や海での注意事項などと合わせて、海の基本的なお話や環境のこと、フィールドでのマナーについてお話しています。
はじめにレクチャーを行います。磯に行く前にみなさん一緒に学びましょう。

この時期の三ツ石海岸は、ハマダイコンの花が一面に咲く美しい景色も楽しめます。ハマダイコンのお花畑をぬけて観察場所まで移動しました。

現地では、危険な生物などの紹介と注意などをお話しています。海遊びは楽しいですが、気をつけないと危険なこともたくさんあります。正しい情報を知っていただくのも準備の一つです。
準備が整ったら、みなさん一緒に磯へ出かけて、生き物さがしスタート!

大きめの石がごろごろ転がる転石帯は歩きにくいですが、その石の下にはナマコやカニなどが隠れています。スタッフも一緒に歩いて、見つかりそうな場所を探しました。ちいさなお子さまも、お父さんお母さんと力を合わせて石を動かしていました。動かした石も、元にもどすのも磯観察のお約束です。

 潮だまりでは、エビや魚などが泳いでいたり、海藻に隠れている生き物もいます。動きがすばやいのでつかまえるのは少しむずかしいですが、こちらもご家族やグループでのチームプレーが光りました!

1時間ちょっとでたくさんの生き物が見つかりました。みなさんには、生き物をもって集合していただき、海岸でじっくり観察していただきました。
カニ、ヒトデ、ナマコ、貝やアメフラシなどなど、毎回たくさんの生き物が観察できます。見つけた生き物たちと一緒に写真を撮っているグループもいらっしゃいました。記念の一枚ですね。


そのあとは、スタッフから生き物の名前や生態などを解説しています。博物館学芸員や、海洋生物の研究に携わってきたスタッフなので、みなさんの疑問や気になったことなどの質問もお答えしています。

今回も、人気者のアオウミウシを観察することができました。イベントの常連の方が見つけてくださったのですが、みなさんにもとても喜んでいただくことができました。ありがとうございました。
アオウミウシ。
今シーズンは、この観察会でアオウミウシが見つかる回数が例年より多くなっているようです。

 午後の海の自然実感教室は、室内でのプログラムです。
前半は、海の生き物の乾燥させたりして作った実物標本を使ったプログラムで、今回は、生き物の特徴によるグループ分けをテーマに、ご参加のみなさんにもクイズ形式で考えていただきました。
真鶴町の漁師さんが、網にかかった変わった生物を提供してくださったものや、海岸に打ち上がった漂着物を集めた標本をみなさんにも手にしていただき、カニ、ヒトデ、貝、などさまざまな生物について考えました。

後半は、プランクトンを顕微鏡で観察しました。ここでは、プランクトンのほか、ベントス、ネクトンなど海の生物のグループについてなどレクチャーしています。その後、みなさんお一人ずつに顕微鏡を使っていただき、当日スタッフが真鶴港で採集してきたプランクトンをじっくりと観察しています。

 磯の生物も毎回異なる種類が出ますが、プランクトン観察では見られる生物の種類の変化はより顕著です。前回の4/21に比べると、今回は動物プランクトンも植物プランクトンも、種類も数も増えていました。プランクトンの種類にも季節変化があって、今回はぐっと春らしいあたたかい季節のプランクトンを観察できました。

カイアシ類などの主要な種類のほかに、今回は、小さなクラゲの仲間が数種類いました。傘を開いたり閉じたりと動かす様子が観察できました。

※今回のイベントは、真鶴町立遠藤貝類博物館と特定非営利活動法人ディスカバーブルーの主催で実施しました。
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