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いつまでもこの海と暮らしていくために。ディスカバーブルーは海や海の生物、生態系、環境を一人でも多くの人にお伝えしていくために、「人」と「海」とのかけ橋になろうとしています。

2015年7月19日日曜日

「海のミュージアム 『磯の生物観察会』/『海の自然実感教室』」(2015年7月19日)

7月19日(日)は真鶴半島三ツ石海岸にて「海に親しむイベント『海のミュージアム』」を開催しました。

午前中は「磯の生物観察会」を行いました。夏休み最初の日曜日ということもあり、多くのみなさまにご参加いただきました。また、春ごろの開催に比べると、小学生のお子様をお連れのご家族が多く、夏休みの宿題のためにも参加されたという方も多かったようです。
「海のミュージアム」では、博物館学芸員や、海洋生物について専門的に学んだスタッフがご案内しますので、宿題や自由研究を考えてのご参加も大歓迎です。海で楽しく遊びながら、海の自然や生物のことを学んでいただけるイベントですので、夏休みのお出かけを楽しみながら、宿題などにもご利用いただけます。

当日、観察場所の磯へ移動してくると、ウミガメの甲羅が打ち上げられていました。これには、参加者のみなさんもスタッフもびっくりでした。甲羅の長さは50cmx程度のアオウミガメのようでした。先日まで、海が荒れていたので、漂着したのかもしれません。どこからやってきたのか、漂着物からさまざまなことを考察するのも、海の自然の楽しみ方です。

アオウミガメの甲羅が漂着していました。

この夏は本当に暑い日が続きましたが、当日もみなさんは汗をぬぐいながら、生物をたくさん見つけていらっしゃいました。例年なら、マリンシューズで潮だまりに膝ぐらいまで水に入ると少しはひんやりと涼しくなるのですが、今年は暑さで潮だまりの水温もまるで温水プールのようにぬるくなっていてました。この夏は磯の生物たちにとっても、さらに過酷な生息環境になっているに違いありません。
採集後、見つけた生物をみんなで集まって観察しました。カニやナマコなど、さまざまな種類が見つかりましたが、特に、ショウジンガニの脱皮柄が多く見つかっていました。ショウジンガニは甲羅の幅は5cm、脚を含めると15cmほどにもなる、磯で見つかるカニの中でも比較的大型です。地元真鶴では「マガニ」と呼ばれて親しまれています。
写真のショウジンガニはどちらも脱皮したあとの抜け殻です。まるで
生きているかと見間違えるほど、元のかたちそのままです。


午後は、遠藤貝類博物館のテラスで「海の自然実感教室」を行いました。このプログラムでは、海の生物の標本を観察したり、磯の生物観察では見られなかった生物の写真などを使ってその生態などをご紹介します。
なんだかわかりますか?ある魚のからだの一部分です。
答えは、イベントでのお楽しみ!
また、プランクトン(浮遊生物)の顕微鏡での観察も行いました。プランクトンは大変小さなサイズのものがほとんどで、あまり知られてはいませんが、海の生態系においては非常に重要な生物です。
季節によって観察できる種類も変化し、夏の時期には特に多くの種類を観察することができます。当日も植物プランクトンの珪藻の仲間や、動物プランクトンもエビの幼生などが観察できました。顕微鏡を使うのは難しいイメージもありますが、保育園や幼稚園のお子様から小学校低学年のお子様も、上手に観察していました。

植物プランクトン 珪藻類 キートケロスのなかま
動物プランクトン エビの仲間の幼生


※今回のイベントは、真鶴町立遠藤貝類博物館と特定非営利活動法人ディスカバーブルーの主催で実施しました。

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