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いつまでもこの海と暮らしていくために。ディスカバーブルーは海や海の生物、生態系、環境を一人でも多くの人にお伝えしていくために、「人」と「海」とのかけ橋になろうとしています。

2013年3月18日月曜日

海のミュージアム「大人の海の学校 磯の生物観察会」


Discover Blueでは、神奈川県新しい公共の場づくりのためのモデル事業に真鶴町と採択され、町立遠藤貝類博物館と共催で、皆さんに海の生物や生態系を知っていただくイベント「海のミュージアム」を開催しています。

 3月16日(土)は、海のミュージアム「大人の海の学校 磯の生物観察会」を開催しました。「海が好き、生物が好き」そんな大人の方向けに、通常の磯の生物観察会よりも少し踏み込んで、詳しく調査したり専門的な解説をさせて頂こうと中学生以上を対象として開催しました。
ハチジョウキブシ。磯に下りる道の途中にあります。

 今回は、少し「専門的」ということを意識し、「コドラート法」という方法で磯の生物調査を行いました。コドラート法は、生態学においてある調査地内の生物の分布を調べるための方法で、調査地内を一定の大きさの区画(コドラート)で区切り、区画内に生息する生物の種数や量を調べることにより、その調査地全体の生物の分布を推測するものです。


 はじめに調査地点を決定したら、今回は1m×1mのコドラートの枠を設置し、まずは区画内の転石を裏返して、石に付着したり、石の下にいた生物を探しました。




小さなお子様が参加される場合は、カニやエビなどに人気が集中しますが、今回のご参加されたみなさんは、米粒くらいの小さな巻貝や、一見しただけでは動物とは見分けられないようなカイメンのなかまやコケムシのなかまも興味深く観察されていました。

 転石を取り除いた後には、砂の中にいる生物を探します。スナモグリやウミグモ、ホシムシなど、スタッフもあまりお目にかからないような動物が出てきて、参加者のみなさまと一緒にスタッフ共々、磯の生物の魅力の深さを改めて実感することができました。
イソテッポウエビとスナモグリ
砂の中に見つけました。
ムツアナヒラフジツボ
石の表面にもたくさんの動物が付着しています。

 今回の調査では、合計で53種を観察することができました。このような調査は、今後も季節や場所を変えて行い比較することで、さらにみなさまにも興味や関心を深めて頂ければと思います。





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