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いつまでもこの海と暮らしていくために。ディスカバーブルーは、「人」と「海」とのかけ橋として、海や海の生物、生態系、環境を一人でも多くの人に伝える活動をしています。

2019年8月18日日曜日

海のミュージアム「磯の生物観察会」「海の自然実感教室」 2019年8月17日(土)

2019年8月17日(土)は、海のミュージアム「磯の生物観察会」「海の自然実感教室」を開催しました。

ノロノロ大型台風10号が過ぎ去り、「磯の生物観察会」もやっと開催できました。
久しぶりの青空での観察会はうれしいものですが、猛暑はあいかわらず続いており、熱中症対策にも注意しながらの開催でした。

真鶴町立遠藤貝類博物館にて集合、事前のレクチャーを行なった後、三ツ石海岸へ移動し、磯で生物を探しました。
生物探しは1時間ちょっとの時間ですが、参加者のみなさんに見つけた生物を持ってきていただくと、たくさんの種類の生物たちが大集合しました。
みんなで磯で生物をさがそう!スタッフもお手伝いします。

見つけた生物は、みんなで観察。どんな生物なのかお話します。 
 台風が過ぎ去ったあとの海は、いつもとはちがうお楽しみがあります。
南の海からやってくる台風は、通常このあたりの海ではお目にかからないような生物を連れてくることがあります。南の方の海に生息する生物はもちろん、真鶴の近くの海でも、磯では見られないような、深い海や沖合の生物に出会うこともあります。
今回は、ヌノメというヒトデのなかまが見つかりました。それほど珍しい種類ではありませんが、三ツ石海岸の磯の生物観察での確認は少なく、真鶴よりは少し暖かい海を好むようです。
ヌノメ。直径2cmほどの小さなヒトデ。

また、季節来遊魚も増えてきました。こちらは台風にかかわらず、黒潮に乗ってやってきた南の海の魚の卵が孵化し、水温の高い季節に成長して見られます。ソラスズメダイとミヤコキセンスズメダイ、三ツ石海岸の季節来遊魚の定番キャラが今年もやってきてくれました。
季節来遊魚のミヤコキセンスズメダイとソラスズメダイ。

見つけた生物は、じっくり観察。ナマコもやさしくさわってね。

午後は、室内で「海の自然実感教室」を開催しました。こちらのプログラムは、海洋生物の標本をつかった生態についてのお話と、プランクトンの顕微鏡観察の2本立てです。
「まだ間に合う、夏休みの宿題!」と気合十分で、スタッフのお話を一生懸命メモしたり、プランクトンの写真を撮影している小学生が多くいました。
標本を使ったお話。はじめて見る標本、さわって感触も確かめてみよう。

プランクトンの観察では、顕微鏡は1人一台ご用意します。
思う存分、お楽しみください。

プランクトンは、イベント当日の朝、真鶴港で採取しています。前回までは、フジツボのノープリウス幼生が多かったのですが、今回はキプリス幼生が出ていました。キプリス幼生は、ノープリウスより成長段階がすすんだものです。ここまでくると、一生くっついて暮らす場所をひたすらに探して、磯でもよくみる富士山型のフジツボになる準備をするようになります。
フジツボのキプリス幼生。

8月の海のミュージアムは、今回でおしまいです。次回は、9月1日の開催予定です。季節来遊魚の登場のように、海の生物たちのようすにも季節感があります。ぜひ、三ツ石海岸へ遊びに来て、「秋らしさ」を感じてみてください。





※今回のイベントは、真鶴町立遠藤貝類博物館と特定非営利活動法人ディスカバーブルーの主催で実施しました。
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