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いつまでもこの海と暮らしていくために。ディスカバーブルーは海や海の生物、生態系、環境を一人でも多くの人にお伝えしていくために、「人」と「海」とのかけ橋になろうとしています。

2018年8月16日木曜日

海のミュージアム「磯の生物観察会」 2018年8月15日(水)


 2018年8月15日(水)は海のミュージアム「磯の生物観察会」を開催しました。

通常、「海のミュージアム」では、午前に三ツ石海岸での「磯の生物観察会」、午後に室内で「海の自然実感教室」を開催していますが、今回は午後の干潮時刻に合わせて「磯の生物観察会」をお昼ごろから開催しました。

「磯の生物観察会」は、博物館集合後、まずは室内で簡単に事前レクチャーを行っています。ここで、三ツ石海岸をはじめとした真鶴周辺の海についてや、生き物の見つけ方、活動を安全に行うための注意事項をお話ししています。

その後、三ツ石海岸へ移動して生き物を探してつかまえます。グループごとなどで、ある程度の範囲内でみなさんにご自由に活動していただき、バケツやプラスチックケースを持って、生き物を見つけたらその中へ集めていっていただきます。


 1時間ちょっとさがしていただいくと、さまざまな生物が見つかりました。

今年は台風が多く、海は高波・高潮、うねりなど大荒れの日が多くありました。海岸の植物も波をかぶって一面の緑に覆われていたところが、まったくなくなってしまっていますが、海岸の生き物たちも大きな影響を受けています。例年のこの季節に見られるような種類が少ないのですが、普段は見られないような種類が磯の生物観察でも見つかりました。

最後は学芸員や専門スタッフから生態などを解説。

 クロピンノは、寄生性のカニです。三ツ石海岸の岩にたくさんくっついているケガキを宿主としてその中に棲み、自分では餌をとることはしません。貝のなかから出てくることは滅多にないといわれているので、台風の激しい波でケガキが岩から取れるなどして出てきてしまったのかもしれません。
クロピンノ。ハサミなどは不要となって退化している。

さまざまな影響を受けて変化する自然はいつも同じということがなく、何度観察しても発見があるのが自然観察や体験活動の醍醐味のひとつです。

※今回のイベントは、真鶴町立遠藤貝類博物館と特定非営利活動法人ディスカバーブルーの主催で実施しました。
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