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いつまでもこの海と暮らしていくために。ディスカバーブルーは海や海の生物、生態系、環境を一人でも多くの人にお伝えしていくために、「人」と「海」とのかけ橋になろうとしています。

2013年11月25日月曜日

ダイバー向けプランクトン観察会

Discover Blueでは、文部科学省「公民館等を中心とした社会教育活性化支援プログラム」事業の一環として、真鶴町内の漁協と連携し、一般向けに「海を学び、海に親しむ場づくり」のための事業を実施しています。

11/24に、岩漁協・岩ダイビングセンターと共催で、ダイバー向けプランクトン観察会を実施しました。
真鶴町はもともとダイビングのメッカで、日本にダイビングが広まった頃から多くの方が美しい海の景観に魅せられ、訪れていました。有名な水中写真家も、真鶴でダイビングをはじめられた方がいらっしゃいます。
岩ダイビングセンターは漁協直営のダイビングセンターで、ビーチダイビングとボートダービングのスポットがある、とても人気なダイビングポイントです。年間1,000人以上の方がダイビングを楽しみに訪れています。

今回は、ここでダイビングを楽しんだ方に、ダイビングでは見ない(目をこらせば見えるのですが)プランクトンを観察していただきました。

先ほどまで潜っていた海でプランクトンを採取し、そこに無数の微小な生物が生息していることに戸惑いながらも、ダイビングで見かける多くの生物たちを支える生物であることを実感していただきました。

プランクトンネットで各自プランクトンを採取してもらいました


きれいな形をした珪藻(植物プランクトン)が多く見れました
実は、スキューバダイビングにはプランクトンが大きく影響を及ぼしています。この時期、真鶴や相模湾、伊豆、そして、多くの温帯域では、沖縄並みの透明度の中でダイビングが楽しめます。(水温は下がってきているので、6.5mm以上の厚さのウエットスーツ、ドライスーツが必須ですが)
透明度が冬場に良くなる理由はプランクトンが少なくなっているからです。一方、春〜夏はプランクトンが繁殖し、非常に透明度が悪く、1m先も見えないことさえあります(もちろんそのような状況の時はダイビングは避けたほうがいいのですが)。でも、この大量のプランクトンがダイビングで見ることのできる、美しく多様な生物を育んでいます。

真鶴町岩のダイビングスポットの様子
ダイビングやシュノーケリングを楽しみながら、プランクトンのことを思い出すと、多様で無数の命に囲まれながら海に抱かれているということを感じることができます。なんとも言えない安心感を味わえます。(あくまで個人的な見解です)
ぜひ、機会があれば、ダイバーでない方はダイビングを経験してみてください。

<ダイバーの方へ>
ダイビングをしながら、プランクトンを観察・実感できます。
海面直下で透明度が悪く、少し潜ると透明度が良いのは、大体において植物プランクトンが日光がよく当たる海面よりにいるからです。また、海面直下でキラキラ光っている長細いものは、植物プランクトンである珪藻の連鎖体(ひとつひとつは小さいのですが、連なると細い糸のように見える時があります)です。海底で横になると、海底直上で群れるアミ(動物プランクトンで小型のエビのような動物)が見れることがあります。また、春先くらいに埃の固まりみたいなものがたくさん漂っていることがありますが、これは繁殖した珪藻が固まっているからです。このようなものが凝集しながら沈んでいくものを「マリンスノー」といいます。ダイビングをされる際にぜひ観察してみてください。

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