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いつまでもこの海と暮らしていくために。ディスカバーブルーは海や海の生物、生態系、環境を一人でも多くの人にお伝えしていくために、「人」と「海」とのかけ橋になろうとしています。

2015年3月3日火曜日

「真鶴自然こどもクラブ 岩海岸 海の生物探検隊」(2015年2月28日(土))

2月28日に、真鶴町内の児童対象イベント「真鶴自然こどもクラブ」として「岩海岸 海の生物探検隊」を行いました。昨年11月の真鶴港に引き続き、今回はフィールドを岩海岸~岩漁港へ移しての活動でした。

集合場所の岩海岸は、真鶴町内では数少ない砂浜です。数年前には、ウミガメがこの浜で産卵のために来ていたという話しをスタッフがすると、子どもたちは驚いたり喜んだりしていました。そんな海岸で、最初にビーチコーミングと生物さがしをしました。

子どもは、大人では見落としてしまうようなものも、いろいろ見つけてくれますが、真鶴自然こどもクラブのメンバーは、とくによく見ています。
貝がらを拾う子、ビーチグラスを拾う子、海に入ってしまう子、砂を掘る子、生物を探す子など、子どもたちはそれぞれ自分の方法で楽しんでいました。また、「なんだろう?なぜだろう?」と考えるということも身についていて、発見したものについて、じっと見て観察し、分からなければスタッフに駆け寄って相談していました。
「これなんですかー??」
一度、集合してみると、たくさんの漂着物や生物が集まりました。春を迎えるこの時期に多いのは、海藻のなかまです。今回、特にホンダワラのなかまが多く打ちあがっていました。海藻には、緑藻、褐藻、紅藻のグループがありますが、食卓にあがる機会の多いヒジキやコンブ、ワカメなどは褐藻類であるという説明には、参加されたお母さん方にも特に興味を持っていただけたようでした。

ホンダワラはどうして水中で倒れないんだろう?
その後、岩漁港へ移動しながら岸壁や港の中を観察しました。船着場の隣では、ちょうど、定置網が干してありました。漁のために海に仕掛けてある網には、たくさんのアカフジツボなどちょっと沖にいる付着性の生物がたくさんついてしまうので、漁師さんがそれを取り除いて掃除して、干しています。近所に暮らす子どもたちには見慣れた光景ですが、海岸にはいない生物を見つけたり、定置網の大きさを間近で感じたりと、改めて漁業の町ならではの体験していました。
乾燥中の定置網。おおきいね。
岸壁に着くと、みんな一生懸命に港の中をのぞき込み出しました。
「ウニがいた!」
「ナマコだ!さわりたい!!」
真鶴自然こどもクラブでは、ナマコも人気者です。
下を真剣な眼差しでのぞきこんでます。
人気者のナマコ!
岩漁港内で見つけたマナマコとムラサキウニ。赤いものも黒いものもマナマコです。

さて、実は11月の活動の頃から3ヶ月ほど経過して、海の様子も変化してきました。岸壁から覗き込むと底がはっきり見えるほど透明だった海水は、少し緑がかった濁りがありました。これは「春濁り」といって、水中で植物プランクトンが増えてきたためです。そこで、プランクトンも採集して持ち帰り、顕微鏡で観察してみました。夏休みなどに観察したことがある子も多く、比較すると季節で違っているということに気づいている子もいて、子どもたちの成長も感じられました。
真鶴町には、自然も文化も子どもの発見や気づきとなるものがたくさんあります。町の中で、町の自然や文化に親しんで遊び、学ぶ機会として、また楽しんで参加してもらえればうれしいです。
プランクトン採集も上手になりました。
横浜国立大学臨海環境センターの実習所をお借りしてけんびk観察。
※今回のイベントは、文部科学省 公民館を中心とした社会教育支援事業の一環ととして、真鶴町立遠藤貝類博物館と特定非営利活動法人ディスカバーブルーが実施しました。

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