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いつまでもこの海と暮らしていくために。ディスカバーブルーは海や海の生物、生態系、環境を一人でも多くの人にお伝えしていくために、「人」と「海」とのかけ橋になろうとしています。

2019年2月10日日曜日

海のミュージアム「真鶴半島ジオストーリー体験ツアー」 2019年2月10日(日)

2019年2月10日(日)は、海のミュージアム「真鶴半島ジオストーリー体験ツアー」を開催しました。

真鶴町は箱根ジオパークの1エリアに指定されています。箱根の支脈が噴火し、それがつらなってできた真鶴半島は、独特の地形とそこに生息する自然を活かした産業など、人々の生活があります。
特に、半島先端は「お林」と呼ばれる照葉樹林の森から海までつながった自然を見ることができます。溶岩により形成された岩礁海岸と突き出た地形や海流がもたらす海の豊かな恵みは、箱根ジオパークの中でも真鶴エリアに特徴的です。

今回のイベントでは、真鶴の自然と恵み、昔からの産業と人々のくらしを観察しながら、SDGsの考え方も紹介しました。参加者のみなさんと一緒に現時点での自然環境や私たちを生活をふりかえり、少しだけ未来についても考えてみました。

はじめに、箱根ジオパークの紹介や真鶴エリアのみどころ、SDGsについてのレクチャーを行いました。


その後、真鶴半島の先端の照葉樹林「お林」を歩いて、地形や生態系、昔からの産業の痕跡などを観察しました。
真鶴半島のお林は、神奈川県立自然公園や県の天然記念物の照葉樹林として指定されるほか、その価値が認められている森林です。
はじまりは江戸時代のクロマツの植林がされています。
その後、明治時代にはクスノキの植林が行われたことから、お林の中はクロマツ、クスノキと自然植生で生育してきたスダジイが主に生育しています。
お林のクロマツは、細く長く、直立しています。これは他の木々が生い茂るお林の中で、日光を求めて高く高く成長した結果で、お林ではほとんどの松がスレンダーです。

樟脳の原料となるクスノキの葉の匂いを試したり、お林の中でもっとも太い木であるクスノキの太さを図りました。


その後、半島最高峰、96m地点が江戸時代に灯台の役割を担っていた場所では、当時多くの船が真鶴港に出入りしていたことを知ることができました。石材業や漁業が盛んで町が賑わっていたことをうかがい知ることができます。


そこから、海までの窪地地形を歩き、地形の形成された要因を考えながら植生の変化を観察しました。

石材業が発展した真鶴は、番場浦海岸でも石材の切り出しや船の積荷が行われていました。海岸の各所に見られる痕跡をみなさんで探してみました。

三ツ石海岸では、足元の砂から自然や生態系の豊かさを知ることができます。安山岩の砂つぶをベースにその他はほとんどが貝やフジツボ、ウニなどの殻の欠片でできています。海が豊かで、生物が多く生息している証拠だということがわかります。
火山が作り出した地形にたくさんの生物がくらし、人々が利用して豊かな暮らしが発展してきました。

最後は、室内にもどってふりかえりを行いました。参加者のみなさんには、みなさん自身の「真鶴半島のみどころ」をカードに作成してもらいました。これらは、ケープ真鶴一階の「お林ステーション」にて今後掲示する予定です。


※今回のイベントは、船の科学館「海の学びミュージアムサポート」、箱根ジオパーク推進協議会の協力により、真鶴町立遠藤貝類博物館主催、ディスカバーブルー企画・実施で開催しました。
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