海のミュージアム「磯の生物観察会」 2018年6月3日(日)
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2018年6月3日(日)は三ツ石海岸で「磯の生物観察会」を開催しました。 磯の生物観察会は、干潮時刻に合わせての開催となっています。 今回は、午後に最干潮となるのでお昼過ぎからのスタートとなりました。 磯の生物観察会は、会場の真鶴町立遠藤貝類博物館に集合して、観察についてのレクチャーをしてから、三ツ石海岸へ移動します。 当日は梅雨入り前の青空に恵まれました。最近は気温も上がってきて、そろそろ、ウォーターシューズなどで潮だまりに入るのにも気持ちの良い時期になりました。 フィールドでも、活動中に気をつけていただくことや危険な生物についてお話し、その後磯で生き物を探します。 岩のすきまや石の下には、ヒトデなどもくっついています。腕が8本あるのはヤツデヒトデ。今回は大きなサイズの個体が見つかっていました。 トゲトゲの棘が特徴的なのは、ムラサキウニです。一見、トゲトゲで痛そうに見えますが、軍手でやさしく触れば心配なしです。最初は少しびっくりしてしまいますが、チャレンジしてつかまえることができるとうれしいですね。 見つけた生物は、一度、持ってあがって観察します。 一時間ちょっとで、たくさんの生物が見つかりました。 他の参加者のみなさんが見つけた生物も、それぞれ一緒に観察させてもらいます。 今回は鮮やかなブルーと黄色がきれいなアオウミウシも見つかりました。このウミウシは、大人から子供まで、いつも大人気です。 ちょっと上級者向けの珍しい生物では、カイカムリのなかまが出ていました。 カニの一種ですが、甲羅にカイメンをつけているので、外敵に見つかることなく身を守ることができます。もちろん、私たち人間にとっても見つけるのが難しい種類です。 全体の生物は、最後にスタッフから解説をしました。 生物の名前のほか、どんな体のつくりをしていて、どんな生活をしているのかなど特徴もわかりやすくお伝えしています。知れば知るほど、生物とそれらが暮らす自然を好きになったり大切に感じていただけるのではと考えています。 日によって、季節によって、見つかる生物は少しずつ違います。先月までたくさんいたアメフラシはだいぶ数が減ってきました。これからは、生物も夏に多いメンバーが見つ