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いつまでもこの海と暮らしていくために。ディスカバーブルーは、「人」と「海」とのかけ橋として、海や海の生物、生態系、環境を一人でも多くの人に伝える活動をしています。

2019年6月2日日曜日

海のミュージアム「磯の生物観察会」「海の自然実感教室」 2019年6月2日(日)

2019年6月2日(日)は海のミュージアム「磯の生物観察会」と「海の自然実感教室」を開催しました。

6月最初の磯の生物観察会は、曇り空の少し涼しいお天気の中での開催でした。
イベントを共催している真鶴町立遠藤貝類博物館の施設内にて、海についての全般的なお話しや、真鶴の海の特徴や磯の説明を行ってから、みなさんで三ツ石海岸へ移動して、生物を探しました。

今回の観察会も、海の生き物大好きなお子さんが多く遊びに来てくれました。
生き物の探し方は、はじめにスタッフからレクチャーしていますが、石にくっついて生き物と気づかないようなキクノハナガイやとても小さいイワフジツボなど、大変詳細に三ツ石海岸の生き物たちを観察してくれていました。



海岸の様子もだんだんと移り変わってきています。春に多かった海藻に代わり、ヒジキやホンダワラなどの仲間の褐藻(黄緑~褐色の種類)や、ツノムカデなどの紅藻など、色とりどりの海藻が潮がひいた岩場に姿を現しています。
冬から磯観察に遊びに来てくれたのみなさんを楽しませてくれたアメフラシも、夏を目前に数が減ってきました。アメフラシは、冬~夏前までに磯に現れて産卵しますが、その後、夏の間は姿を見ることがほとんどありません。磯では、冬から夏前までがシーズンの生物です。
潮だまりの中を撮影しました。


見つけた生き物は、スタッフから解説させていただきました。
アメフラシの他に、ウニ、ヒトデ、ナマコ、カニ、ヤドカリ、エビに貝・・・ウミウシも3種類見つかっていました。

いつもはなかなか触ることもない生き物も多いと思いますが、自分でつかまえた生き物はもちろん、お友達がつかまえた生き物もチャレンジしてさわって観察していました。


午後は、室内で「海の自然実感教室」を行いました。
海の自然実感教室では、生き物の標本を使って、お話をしながら観察するプログラムと、顕微鏡でプランクトンを観察するプログラムの2本立てです。



午前中の磯の生物観察会では、三ツ石海岸の磯で見つかった生き物を観察しましたが、午後は、それ以外の真鶴の海に暮らす生物について実物標本を使って紹介しました。私たちに馴染みのある、魚やウミガメから、見た目は地味で動物とは思えないけれど、原始的なからだの作りをしたカイメンについてお話ししながら、さまざまな種類の標本を手にしてもらいました。磯でもたくさんの生き物を見つけることができましたが、真鶴の海にはまだまだ多くの生き物が生息しています。

それから、プランクトンを顕微鏡で観察しました。プランクトンは当日、真鶴港で採集したものですが、数え切れないほどたくさんの種類を観察することができ、さらに海には多くの生物が暮らしているということがわかります。
特に、種数も数も多く動物プランクトンの中でも重要なカイアシ類は、今回も多く観察できました。

また、当日は、ヤコウチュウが多く、プランクトンを入れた容器の水面がピンク色になるほどでした。このくらい多く採集できると、暗闇でぶつかるなどの刺激を受けると青白く光るヤコウチュウの様子を、観察することができます。暗い室内を用意して、みなさんに光る様子を見ていただきました。
このヤコウチュウが多くなるのは、春~秋にかけての期間です。日によっては少ない日もあるので必ずとは言えませんが、ヤコウチュウの光は、これから夏の季節のお楽しみです。

※今回のイベントは、真鶴町立遠藤貝類博物館と特定非営利活動法人ディスカバーブルーの主催で実施しました。

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