投稿

10月, 2020の投稿を表示しています

出前授業 湯河原町立湯河原小学校 4年生(2020年10月28日)

イメージ
湯河原町立湯河原小学校4年生に出前授業を行いました。 湯河原小学校の4年生では、総合の学習の時間に地域の自然を学んでいて、ディスカバーブルーは、地域の自然についての授業を数回にわたって継続的に実施しています。 湯河原町にも海はありますが、湯河原小学校のすぐそばには千歳川という川が流れていて、子どもたちにとっては川の自然が身近です。身近なところから学習しようということで、今回は川の生物観察を行いました。 活動に入る前に、川での生物の探し方や、野外活動にともなう危険についても説明しました。体験学習では、安全に楽しめることが最も重要です。 その後、川に入って、生物を探しました。 10月の川は、水温も低くなってきていますが、子どもたちは元気いっぱい楽しんでいました。 学校近くの川でも、実際に入ったり生物を探したりするのは、ほとんどの子どもが初体験でした。さまざまな生物が生息しているということはもちろん、川についても、流れる水が冷たくて早い、意外と深い、など発見も多いようでした。 ヨリノボリなどの魚類、ヒラテテナガエビ、カワニナ、トビケラなど川虫の幼虫がたくさん見つかりました。 サワガニ コオイムシ(神奈川県 絶滅危惧種ⅠB類) 解説をしながら、みんなで観察し、地域の自然の大切さをお話ししました。 ヒラテテナガエビなどの回遊する生物にとっては、川と海がせき止められることなく繋がっていないと生息することができません。 また、今回はタガメのなかまのコオイムシ(神奈川県 絶滅危惧ⅠB類)も見つかり、身近な自然が大変豊かで大切な環境であることが実感できました。 好きな生物をスケッチしました。 参加者:計59名(うち児童53名) ※出前授業「海の授業」は日本財団の協力を得て実施しています。

出前授業 小田原市立三の丸小学校 3年生 2020年10月6日

イメージ
総合の学習の時間で、海のプラスチックゴミやマイクロプラスチックに関して調べている小田原市立三の丸小学校3年生のご依頼で海の授業を開催しました。 先生との打ち合わせの時点で、すでにインターネットや書籍などから世界中のマイクロプラスチックの情報を集めているということでしたが、地元の海や海の生態系についてはまだきちんと分かっていないということでしたので、まずは、守るべき地元の海の自然を中心にお話しさせていただきました。 相模湾西部は目の前に深海があり、深海生物も多く見つかると共に、小田原より西側に広がる磯には様々な生物が生息していること、箱根や丹沢から流れ出る栄養をもとに植物プランクトンが多く、春から夏にかけて海が濁るのはプランクトンがたくさんいるからで、海は汚いどころかとても豊かなであることなどをお話ししました。   地域の海の自然や生態系をある程度説明した上で、このあたりの実際の海の中のゴミの様子や今後懸念されることなどを説明させてもらいました。 最後に少し長めに質問の時間をとってみなさんの疑問に思っていること、心配していることなどに答えさせていただきました。学習の進捗に応じ、必要があればぜひ伺って今後もサポートさせていただきたいと思います。 参加者:35名(うち児童34名) ※出前授業「海の授業」は日本財団の協力を得て実施しています。

出前授業 藤沢市立滝ノ沢小学校 4年生 2020年9月25日/10月5日

イメージ
藤沢市滝ノ沢小学校4年生に出前授業を行いました。滝ノ沢小学校では、10月2日に遠足で磯での生物観察を行う予定があり、その前後の9月25日と10月5日に出前授業を実施しました。 1回目の出前授業では、海の広さや深さ、海の生物たちや磯の生物の生活様式、危険生物などを紹介しました。 2回目の出前授業では今回見られなかった磯の生物や海の中の様子を紹介すると共に、プランクトンを紹介し、顕微鏡での観察もしてもらいました。さらに漂着ゴミやマイクロプラスチックなどの問題も紹介し、海の環境を考えてもらう機会としました。 参加者:9/25 計106名(うち児童102名)、8/27 計106名(うち児童102名) ※出前授業「海の授業」は日本財団の協力を得て実施しています 。