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海の授業 〜地域の海の自然を知る授業〜 湯河原町立湯河原小学校

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 Discover Blueでは、「海の授業 〜地域の海の自然を知る授業〜」として、神奈川県内の小学校等を対象に出張授業を行っています。5月9日は湯河原町立湯河原小学校(4年生2クラス)で海の授業をさせて頂きました。  湯河原小学校4年生は、Discover Blueが真鶴町から受託している真鶴町立遠藤貝類博物館「海の学校」事業として行っている、真鶴半島三ツ石海岸での磯の生物観察に来て頂く予定があり、今回はその事前指導も含めて行いました。自分たちが暮らす相模湾についてのお話のほか、三ツ石海岸に生息する生物を写真で紹介させて頂きました。三ツ石海岸での磯の生物観察の予習となるよう説明しましたが、映画の予告編のように、事前に少し知ることで、海の学校をますます楽しみにしてもらえたのではないか思います。  また、湯河原町にある福浦漁港で採取したプランクトンの投影を行い、実際に自分たちの暮らす地域の身近な海にたくさんの生物がいることも紹介させて頂きました。とても興味を持ってもらえたようで、授業が終了したあとも、容器に入ったプランクトンを観察してたくさん質問してくれる子もいました。今回の授業や海の学校での観察が、地域の海や自然を学んでもらうきっかけになったらいいなと思います。  海の学校で、みなさんに会えるのをスタッフも楽しみに待っています。 真鶴で見つかる生物や、相模湾の環境などもお話しました。 質問タイム。みなさんとても活発で、たくさんの質問を頂きました。

しまあそび。うみあそび。(三浦半島 城ヶ島)

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 4月28日(日)は、「しまあそび。うみあそび。」を三浦半島城ヶ島にて、城ヶ島の先端にある「つるや食堂」を拠点に活動されている株式会社ミライカナイ様との共催で開催しました。  当初は3月末に開催を予定していましたが、悪天候のため延期となってしまい、ご予約頂いた方にはご迷惑をおかけしました。しかし、今回は雲一つないさわやかな青空に恵まれ、素晴らしいコンディションで開催することができました。 城ヶ島 最南端にある「つるや食堂」  イベントは午前と午後の2部構成で、午前中には磯の生物観察会を行いました。つるや食堂から海岸を東へ10分ほど歩いたところの潮だまりで、生物の探し方等を説明させて頂いてから、生物観察をスタートしました。70名を超える多くの方にご参加頂き、一緒に楽しくにぎやかに磯で生物を探すことができました。    開始直後は海水で濡れるのをいやがったり、見慣れない姿かたちをした磯の生物を怖がったりしていたお子さん達もいつの間にかすっかり夢中になり、生物を見つけたときの驚きやうれしさにあちらこちらで歓声が上がっていました。  また、ご家族で参加されたお父さんやお母さんから「大人がハマるね!」とおっしゃって頂き、大人の方にも楽しんで頂けました。  相模湾の反対側に位置する真鶴半島とは、見つかる生物の種類にも違いがあります。観察場所を変えて比較すると、生息環境と生物の違いを知ることができます。  カニやエビなど子どもたちの人気者はもちろん、ウミウシやタツナミガイなど貝殻をもたない貝の仲間もいました。また、スタッフも初めて見る強い毒を持つヒョウモンダコも見つかりました。 ヒョウモンダコ 体全体にある青い斑点模様が特徴的。大きさは6~7cmほど。  お昼には、ご家族それぞれ海岸でお昼を食べたり、つるや食堂の中でくつろいだりして、のんびり過ごされていました。 お昼休憩のつるや食堂。 ハンモックでお昼寝もすてき。  午後は、プランクトン観察会を行い、港でつかまえたプランクトンをつるや食堂の中で顕微鏡を使って観察しました。プランクトンは専用のプランクトンネットを使って採集し、お持ち頂いたペットボトルに入れて、自分でつかまえた「Myプランクトン」を観察して頂きました。 港でプランクトンネットを使って