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いつまでもこの海と暮らしていくために。ディスカバーブルーは海や海の生物、生態系、環境を一人でも多くの人にお伝えしていくために、「人」と「海」とのかけ橋になろうとしています。

2013年3月10日日曜日

海のミュージアム「プランクトン観察会」


Discover Blueでは、神奈川県新しい公共の場づくりのためのモデル事業に真鶴町と採択され、町立遠藤貝類博物館と共催で、皆さんに海の生物や生態系を知っていただくイベント「海のミュージアム」を開催しています。

 3月9日(土)は、海のミュージアム「プランクトン観察会」を開催しました。今回は、おかげさまで申込み定員いっぱいのご予約を頂き、たくさんの方と一緒に海でプランクトンを実際に採集し、顕微鏡で観察して頂くことができました。
海のミュージアムでは、これまでにも「プランクトン観察会」を何度か実施してきましたが、冬季は、プランクトンの量が少なくなってしまうため、暖かくなってきた今回が、今年最初の開催となりました。
プランクトンネットでプランクトンを採集する様子。

 プランクトンには、植物プランクトンと動物プランクトンがあります。植物プランクトンは海水中に溶けている栄養塩(リンや窒素)を利用して光合成をしていますが、冬季は日照量と海水温が低下し、植物プランクトンの生産量も減ってしまうのです。やがて春になると日の光を多く浴びて、植物プランクトンが急激に増えるようになります。2月から3月にかけて植物プランクトンが増え、海の透明度が下がった状態を「春濁り」といい、海の春の訪れを意味します。
 今回の観察会は、この「春濁り」の時期にあたるので、多くのプランクトンを観察することができました。
 
 

植物プランクトンの珪藻類(けいそうるい)はこの時期、真鶴の海で多く観察できるグループです。当日は、寒天質の物質でたくさんの個体が集まって生活しているキートケロス(Chaetoceros属)の仲間をたくさん見ることができました。また、動物プランクトンのカイアシ類や、クラゲの仲間、ヤコウチュウなども観察できました。春になり、海の中でもさまざまな生物が活動し始めたことを実感することができました。

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