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いつまでもこの海と暮らしていくために。ディスカバーブルーは海や海の生物、生態系、環境を一人でも多くの人にお伝えしていくために、「人」と「海」とのかけ橋になろうとしています。

2013年6月15日土曜日

海の生物観察会 ~磯の生物とプランクトン~


 Discover Blueでは、より多くの方々に海や海の自然、生態系について知って頂くためのイベントを神奈川県内の海辺の地域で開催しています。

 6月8日(土)は、「世界海洋デー(World Ocean’s day)」でした。この日は「私たちの海、私たちの責任」をテーマとして、2009年より国連が提案しているものです。
ディスカバーブルーでは、「海の生物観察会 ~磯の生物とプランクトン~」を真鶴町三ツ石海岸で開催し、海の生物を参加者のみなさんと一緒に探して観察し、海の自然やそこに暮らす生物を紹介させて頂きました。

 関東地方の梅雨入りが発表された後でしたが、当日は梅雨を通り越してまるで夏のような青空に恵まれました。
集合場所の遠藤貝類博物館を出発し、歩いて三ツ石海岸に移動しました。最初にスタッフから注意事項を説明させて頂きましたが、その間も参加者のお子様たちは待ちきれない様子で、カニなどを探していました。イベントを楽しみに待っていてくれたようでした。

 ちいさなお子様がいらっしゃるご家族は、比較的岩が平らで歩きやすく潮だまりが多い場所へご案内しました。潮だまりは干潮に潮が引いてしまっても、そこだけ水が残っており、水中を泳ぐ魚やエビなどをみつけることができます。
「磯遊びが大好き!」という小学生のお子様がいらっしゃるご家族は岩がごろごろしている転石帯へご案内しました。こちらは足場が不安定で歩きにくいものの、岩の下や影など生物が隠れやすい場所がたくさんあるので、めずらしい生物にも出会うことができます。

潮だまりで生物を探します。
 
 魚類やカニの仲間などはすばやいので、網を使ってもなかなか、つかまえられません。親子ではさみうちするなど工夫されているご家族もいました。協力してつかまえると、うれしさが倍増しますね。
岩をひっくり返してみると、そこに隠れている生物や、岩の表面にじっとくっついていて動かない生物もいます。それらをスタッフが説明すると、生物とは思えないようなすがたかたちに、みなさんも驚き、喜んで頂けました。

 今回のイベント内容は小学校中学年以上向けということで、お昼休憩のあとは、参加者のみなさんで生物の名前をしらべていただきました。この作業は、「同定」といって、生物学を分類するにはとても大切な作業です。陸上では見慣れない変わった形の生物ですので、なかなか調べるのも大変です。スタッフもお手伝いして、図鑑を何冊も使って、やっとつかまえた生物全種類の同定が完了しました。一生懸命調べた生物の名前、一つでも覚えて頂ければうれしいです。みなさん、お疲れさまでした。

図鑑で調べたあとは、スタッフから詳しく生物の解説をします。
どんな名前か、何を食べているのかな?

 後半戦は、プランクトンの観察です。今回のイベントのテーマである「磯の生物とプランクトン」、この二つには、実は深い関わりがあります。磯で見つけた生物のほとんどが、子どものときはプランクトンとして生活しています。今回も、貝やゴカイの幼生(子ども)がちいさな体で一生懸命動き回っている様子が観察できました。顕微鏡で見ないと見えないほどの小さな世界なのに、複雑な生物のからだのかたちやしくみを観察でき、大人の方々にも喜んで頂けました。
プランクトンを顕微鏡で観察してもらっています。


磯の生物とプランクトンとということで、たくさん観察し、内容盛りだくさんのイベントでしたが、本物の海の自然のなかで海の生物の多様性とその魅力を、親子で体験して頂くことができました。
ディスカバーブルーでは、これからも海の自然とそこに暮らす生物をご紹介するイベントなどを季節や場所を変えて開催して行きます。
次回は、夏休みの7月24日(水)「しまあそび。うみあそび」を城ヶ島で株式会社ミライカナイさんと共催します。どうぞ、お楽しみに。
 
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