真鶴自然子どもクラブ「春の磯の生き物を観察しよう!」 2022年3月6日(日)

2022年3月6日(日)は、真鶴自然子どもクラブ「春の磯の生き物を観察しよう!」を実施しました。

真鶴自然子どもクラブは、真鶴・湯河原町の子どもたちが、地域の自然を楽しみながら学ぶプログラムです。

今回は、春を迎えた三ツ石海岸で、生き物を探して観察しました。


冬は夜に引いていた潮が、春になると日中によく引くようになります。

そのチャンスをねらって磯に出かけてみると、さまざまな生物を見つけることができます。

一面を緑色の海藻に覆われて、すっかり春らしい景色の三ツ石海岸で

カニやナマコなどの生き物を探しました。

海藻のついた石はつるつるすべって歩くのも大変ですが、真鶴自然子どもクラブのみんなは、すいすいと歩いて

生き物を探すのも上手。さすが地元の子どもたちでした。

「カニ、いたーーー!!」

「イソギンチャク、すごいいる!!!」

「これ、なんですかーーー!?みてくださーい!」


今シーズン初の磯遊びということもあり、子どもたちも大興奮で、

とても元気に、賑やかに楽しみました。

磯で生き物を見つけるというのは、

子どもたちにとって本当に楽しい体験だということがよく伝わってきました。


この季節の人気者、アメフラシは今年もたくさん見られました。

一部の種類は、一足早く産卵しているものもいました。

アメフラシたくさん!


貝殻も軟体部も美しいミスガイ。

昨年、まなづる小学校では図鑑を使って調べる授業があり、その時にミスガイを調べていた子が今回参加していました。

本物のミスガイとの対面にとても嬉しそうでした。

ミスガイは貝殻も軟体部も美しく魅力的。


今回の子どもクラブでは、見つけた生物を、ルーペなどを使ってより詳しく調べてみました。




 じっくり観察してみると、これまで気づかなかった発見もあります。

そしてよく観察した生き物のことは、前より好きになったよと話してくれた子もいました。

地域の子どもたちには、地域の自然の中で、楽しい体験をたくさんたしてもらいたいと思います。


また次回もみんなで真鶴の自然を楽しみましょう!



※「真鶴自然こどもクラブ」は、真鶴町立遠藤貝類博物館より特定非営利活動法人ディスカバーブルーが委託を受け、企画・実施しました。

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