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2014年8月15日金曜日

「海のミュージアム 『磯の生物観察会』/『海の自然実感教室』」(2014年8月14日)

8月14日(日)は、「真鶴町 三ツ石海岸 海に親しむイベント 海のミュージアム『『磯の生物観察会』/『海の自然実感教室』」を開催しました。

午前中は「磯の生物観察会」を開催し、夏休みのお盆期間ということもあり、たくさんの皆さまにご参加頂きました。この観察会では、三ツ石海岸でみなさんに生物探しをして頂いた後、見つかった生物を現地で観察し、スタッフから解説を行っていますが、当日はお昼前くらいからは雨が降りそうな心配なお天気でした。そこで、生物さがしを早めにスタートして、観察や解説は室内で行うことにしました。
晴れた三ツ石海岸の景色は、もちろんとても素晴らしいのですが、観察会には曇り空がちょうどです。あまり暑すぎると生物が水の中の涼しい方へ移動してしまうこともあります。

潮だまりの中や、転石の下などを探して頂き、いろんな種類の生物が見つかっていましたが、途中でぽつりぽつりと雨が降って来てしまいました。残念でしたが生物さがしはここで中断し、会場の真鶴町立遠藤貝類博物館へ戻って生物の解説をしました。



カニやヤドカリのなかま、貝のなかま、ウニやヒトデのなかまなど、いつもより探す時間は短かったのですが、みなさんはたくさんの生物を見つけられたようでした。スタッフから生物の解説をさせて頂き、その後、自由に観察してもらいました。

特に子どもたちは、気になる生物にそっと触れたり、じっーっと釘付けになって見つめ、なかなか離れなかったりと興味津々のようでした。また次回、ゆっくり時間をかけて生物を探すと、もっとちがった種類にも出会えるかもしれません。また遊びに来て頂ければと思います。



午後は、「海の自然実感教室~大きな海の話と小さな生物たちの話~」を真鶴町立遠藤貝類博物館のレクチャースペースで行い、午前中の生物のさらに詳しい解説や観察、生物の標本やスライドを使ったレクチャーやプランクトンの観察をしました。
相模湾には多様な海の生物が暮らしていて、磯の生物観察会でもたくさんの種類を見つけることができますが、それはほんの一部にしか過ぎません。標本やスライド写真では、磯での観察では出会えない、もっと深いところの生物やめずらしい生物をご紹介しました。


また、午前中に見つかったヒモイカリナマコの骨片を顕微鏡で観察しました。
ヒモイカリナマコの骨片。錨のようなかたちの棒状の骨片があります。

ヒモイカリナマコ。体長は5~6cmほど。
ナマコの柔らかい体はほとんどが水分で出来ていますが、それを支えるために骨片という皮膚に細かい炭酸カルシウムの骨片をを持っています。骨片は、ナマコの種ごとに異なる形をしていて、同定するための大事な特徴です。ヒモイカリナマコの骨片は、たくさん穴の空いた楕円形のものと、棒状のものの2種類があって、棒状のものは船の「錨(イカリ)」に似ています。「イカリナマコ」というのは、この骨片の形が由来になっています。ナマコたちのいろいろな形の骨片を調べてみるのもおもしろいと思います。


※今回のイベントは、真鶴町立遠藤貝類博物館と特定非営利活動法人ディスカバーブルーの主催で実施しました。
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