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いつまでもこの海と暮らしていくために。ディスカバーブルーは、「人」と「海」とのかけ橋として、海や海の生物、生態系、環境を一人でも多くの人に伝える活動をしています。

2019年9月2日月曜日

海のミュージアム「磯の生物観察会」「海の自然実感教室」 2019年9月1日(日)


2019年9月1日(日)は、海のミュージアム「磯の生物観察会」「海の自然実感教室」を開催しました。

楽しかった夏休みはほとんどの学校で終わり、海へ遊びに行く機会も減ってしまう時期ですが、磯遊びはまだまだ楽しめます。
当日も、スッキリ晴れてまだまだ夏模様の三ツ石海岸でした。磯の生物観察会では潮だまりにひざまで入って生物を探しましたが、水温もちょうどよく気持ちがよいくらいでした。


 観察会では、真鶴町立遠藤貝類博物館に集合後、事前のレクチャーをお話して磯へ移動します。ある程度の場所や見つけ方をスタッフがガイドしながら、みなさんに生物をさがしていただきました。
見つけた生物は、バケツなどに入れて集合し、どんな生物が見つかったのかを観察します。スタッフから生物についても解説もしました。

カニやナマコ、たくさんの種類の貝などは、毎回見つかる生物で、参加のみなさんを楽しませてくれます。
その中でも、今回の注目生物は、こちらのカニ。トガリオウギガニですが、お腹になにやら薄茶色のものがついていました。その正体はフクロムシという節足動物で、カニにつく寄生虫です。海の生物たちの間では、寄生生活するものはそれほど珍しくなく、他の生物

の力を借りて暮らしているものも多くいます。ただし、三ツ石海岸でよく見かけるのはイワガニへの寄生で、トガリオウギガニに寄生しているのを見るのはレアケースでした。

 参加者のみなさんの人気が高いウミウシは、今回は写真の5種にシラユキウミウシを加えて6種類見つかりました。
上:クモガタウミウシ、下左:マダラウミウシ、下中央:ミヤコウミウシ、下右:ツヅレウミウシ


午後は「海の自然実感教室」を室内で開催しています。
海の生物の実物標本を手に取りながら、スタッフが生態や人間のくらしとの関わりをお話するレクチャーではサメの歯などを紹介しています。このサメなどの骨格も真鶴の定置網にかかったもので、午前中の磯の生物のほかにも真鶴の海に多様な生物が暮らしていることをお話ししました。

その後、真鶴港で採取したプランクトンを顕微鏡で観察しました。観察できるプランクトンは、季節による変化はもちろんのこと、1日のうちでも昼と夜で変化したり、水温や海流など海の環境の変化によって刻々と変化します。今回は、動物プランクトンがたくさん採取できました。



細長い体のヤムシ類は、動物プランクトンの中でも比較的大型の種類ですが、丈夫な顎を持ち、他の動物プランクトンを盛んに食べます。

次回は9月15日(日)の開催予定です。
10月下旬以降は、日中の干潮がそれほどひかなくなり、生物観察に向かなくなってきます。海のミュージアム「磯の生物観察」「海の自然実感教室」の開催は残すところあと3回となります。ぜひ、ご参加ください。




※今回のイベントは、真鶴町立遠藤貝類博物館と特定非営利活動法人ディスカバーブルーの主催で実施しました。

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