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いつまでもこの海と暮らしていくために。ディスカバーブルーは、「人」と「海」とのかけ橋として、海や海の生物、生態系、環境を一人でも多くの人に伝える活動をしています。

2019年9月15日日曜日

海のミュージアム「磯の生物観察会」「海の自然実感教室」 2019年9月15日(日)

2019年9月15日(日)は、海のミュージアム「磯の生物観察会」「海の自然実感教室」を開催しました。

少しずつ、秋の気配が近づいてきていますが、実は相模湾の海水温がは毎年9月がもっとも高くなります。黒潮にのってやってくる南方種も多く観察できるので、磯あそびでは春とはちがった生物を観察することができます。
今回のご参加のみなさまの中には、春に一度参加いただいた方も多くいらっしゃいました。また、磯遊びをご一緒できたのは、スタッフも大変うれしい限りでしたが、海の自然の季節の変化もお楽しみいただけたでしょうか。

真鶴町立遠藤貝類博物館での事前レクチャーを受けていただいてから、みなさん一緒に三ツ石海岸へ移動し、生物を探しました。
リピーターの方も多かったので、みなさん順調に生物を見つけられていました。

見つけた生物は、海水を入れたバケツに集めておき、海岸までもってきてもらいました。
ご家族やご友人など、グループごとにトレイに広げてじっくり観察していただき、スタッフが回って生物にお話したり、質問を受けたりしました。
お隣のグループが見つけた生物を見せてもらったり、自分の見つけた自慢の生物を教えあいっこしたり、参加者のみなさんどうしでも盛り上がって賑やかでした。

全体で見つかった生物については、スタッフから解説し、それぞれの特徴をお話しています。子どもはもちろん、大人のみなさんも熱心に聞いてくださっていました。

毎回見つかるレギュラー陣のカニのなかまやニセクロナマコがたくさん見つかりましたが、今回は貝のなかまも色とりどりに集まりました。中央のオレンジ色の二枚貝はアコヤガイです。ご存知の方も多いと思いますが、真珠の養殖などに利用されている貝です。

スタッフの解説後、自由に生物を観察いただきました。解説でさらに気になった生物や、自分では見つからなかった生物を見たりさわって観察してもらいました。好きになった生物がいると子どもはず〜っとさわっています。興味をもってくれたことが伝わってきました。

午後は室内で「海の自然実感教室」を開催しました。
真鶴の生物の標本を使ったレクチャーでは、標本を手にとって観察しながら、スタッフが生態や人間のくらしとの関わりなどをお話しています。標本はスタッフが集めたものや、真鶴の漁師さんからいただいた貴重なものもあり、さまざまな生物が真鶴の海には生息していることを紹介しました。

 その後、顕微鏡でプランクトンを観察しました。プランクトンはあらかじめ、真鶴港でスタッフが採取したものを見ていただきました。毎回、多種多様な種類が観察でき、楽しいプランクトンの観察ですが、今回のスタッフいちおしはこちら。クラゲの隣で三角の体から細長い腕のような足のようなものが6本でているのは、クモヒトデの幼生(こども)です。不思議な形がかっこいいですね!
成長すると、5本腕をくねくね動かして堆積物を食べて暮らすようになり、午前中の磯の観察会でも観察することができました。おとなとこどもでは、まったく別の形をして別の生活を送るのは、海の生物では珍しいことではありません。でも、この形、不思議すぎて興味がつきません!

イベント中に観察したプランクトンの絵を書いてくれたお子さんがいました。
どれも上手にかわいらしく描いてくれていて、プランクトンをかわいいと思ったのかもしれません。目に見えない小さな生き物ですが、海の生態系の中でも重要なプランクトン、大切な存在として感じてもらえたらと思います。

次回は9月29日(日)の開催予定です。
10月下旬以降は、日中の干潮がそれほどひかなくなり、生物観察に向かなくなってきます。海のミュージアム「磯の生物観察」「海の自然実感教室」の開催は残すところあと2回となります。ぜひ、ご参加ください。


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