3月までの「海のミュージアム」のスケジュール リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ 12月 20, 2012 Discover Blueでは、神奈川県新しい公共の場づくりのためのモデル事業に真鶴町と採択され、町立遠藤貝類博物館と皆さんに海の生物や生態系を知っていただくイベント「海のミュージアム」を開催しています。 来年3月までの「海のミュージアム」の日程が決まりました! 詳しくはこちら→http://discoverblue.org/lomanazuruevent.html ぜひご参加ください。 リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ
海のミュージアム「磯の生物観察会」「海の自然実感教室」(2021年5月15日) 5月 16, 2021 2021年5月15日(土)海のミュージアム「磯の生物観察会」「海の自然実感教室」を行いました。 今シーズンは、お天気に恵まれず・・・、これまで実施できたのはたったの1回のみということで、 お申し込みのみなさまには、ご迷惑をおかけしました。 毎回残念なお知らせをお伝えしなければならず、スタッフも悔しい思いをしてきましたが、今回やっと、やっと・・・!開催することができました。 青空、風もなく、波も穏やかというベストコンディションで、楽しい観察会を行うことができました。 磯に出る前にはスタッフの渡部さんから、生物の見つけ方や危険な生物などの注意事項をお話ししました。背景の三ツ石も本当にきれいです。 磯に出て、生物をさがしはじめると、潮だまりの中に何か見つけたようです。 「何かいます!みてください!」 呼ばれて確認しに行ってみると、、、 巨大アメフラシでした! 体長25cmはあります。 見つけたお子さんも、見慣れない不気味な見た目にびっくりしていましたが、 つかまえて手にしてみると、とてもうれしそうでした。 見つけた生物は、海岸にもってきて観察します。 スタッフがまわって解説しました。 こちらのご家族も、大きなアメフラシをゲットしたようです。 つかまえるときに、紫色の汁が出てきて軍手が染まったそうです。 アメフラシの紫汁は、外敵から身を守るための策。のんびりしているように見えるアメフラシですが、生き延びるための工夫をしています。 アメフラシは、春先に比べるとだいぶ数が減ってきました。そろそろ、アメフラシが見られるシーズンが終わりに近づいているようです。 みなさんが見つけた生物を全体で観察しました。 今回見つかった生物はなんと55種類! 生物の名前や特徴をスタッフから解説し、何を食べているのか、どんな生活をしているのかなどを紹介しました。海の生き物は、見た目も暮らしぶりも私たちが思っている以上に不思議でおもしろいところがたくさんあります。それを知っていただいて、より興味をもったり好きなってもらえたらうれしいなと思います。 今日は特に、タカラガイやウミウシなどのきれいな貝のなかまたちが見られていました。 センリョウウミウシ マダラウミウシ 午後は、真鶴町立遠藤貝類博物館のテラスで、「海の自然実感教室」を行いました。 サメの歯や骨など、本物の海の生物を乾燥させて作った標本を手にし 続きを読む
海のミュージアム「三ツ石海岸ビーチコーミング〜漂着物をあつめよう〜」 2020年11月1日(日) 11月 04, 2020 2020年11月1日(日)は、海のミュージアム「三ツ石海岸ビーチコーミング」を開催しました。 はじめに、会場の真鶴町立遠藤貝類博物館にて、ビーチコーミングの説明をしました。 海から流れ着く「漂着物」には、海のものだけでなく、山や陸、市街地などからもさまざまなものがやってくること、また、黒潮に乗って、遠く南の海からやってくるものもあることなどをお話ししました。 そのあとは、みなさん一緒に三ツ石海岸へ移動して、漂着物を探していただきました。 波打ち際に近いところや遠いところ、石がごろごろしているところや、砂がたまっているところ、潮だまりの中など、気になったところをそれぞれ探してもらいました。 今回のいちばんの発見、バショウカジキの背びれの骨! 40分ほどの収集で、たくさんの漂着物が集まりました。 集合して、どんな漂着物が見つかったのか観察してみました。 漂着物は、「海のもの」「山・陸のもの」「人工物」の三つに大きく分けることができます。それらにグループ分けしてから、スタッフが解説しました。 「海のもの」は、貝殻やコウイカの骨(殻)やカニの抜け殻など、真鶴周辺に生息している生物由来のものがほとんどでした。 「山・陸のもの」は、流木、松ぼっくりやクルミなど、実りの秋らしく木の実がたくさん見つかっていました。 「人工物」は、ペットボトル、漁業で使うおもり、靴の底、ライターなどなど、私たち人間の生活や産業の様子を改めて見せてくれます。中でも、自然環境中で分解されないため近年問題となっているプラスチック類では、粉々に砕けたマイクロプラスチックもたくさん見つかっていました。 ビーチコーミングでは、海の自然のことについて知ることができますが、それ以外にも、木ノ実などから川の流れを通じてつながっている陸上の自然についても知ることができます。さらに、川は海で植物プランクトンや海藻が利用する栄養も運んできており、海が豊かなのは、山と川のおかげだということも実感することができます。しかし、漂着物の観察からは、川がプラスチックをはじめ、海にとって問題になるものも陸から運び込んでしまうこともわかります。陸上に暮らす私たちの生活が海に影響を与えているということも、日頃から忘れないようにしたいところです。 バショウカジキの背びれの骨、大きいですね! 集めた漂着物は、標本として持って帰っ 続きを読む
海のミュージアム「磯の生物観察会・海の自然実感教室」 2021年7月25日(日) 7月 26, 2021 2021年7月25日(日)は、海のミュージアム「磯の生物観察会・海の自然実感教室」を開催しました。 夏休み4連休最終日の本日も、夏の青い空、青い海に恵まれました。 真鶴町も最高気温31℃を超える暑さの中でしたが、生物をさがして潮だまりに足だけでも入れば、気持ちよく楽しめます。 本日もナマコがたくさん見つかりました。 三ツ石海岸では比較的大型で真っ黒なニセクロナマコが多く見つかります。 はじめての生物は見るだけでもドキドキ。 ちょっと勇気を出して触ってみるのも楽しい体験です。 生物さがしは1時間ほど行い、見つけた生物をもって集合し、観察と解説を行いました。 カニや貝、ナマコのほかに、今回は小さな魚がたくさん観察できました。 体の半分は黄色でシマシマのお顔がかわいいナベカ、体はシマシマしっぽと背びれがちょこっと黄色のイソスズメダイはどちらも幼魚です。夏に見られる幼魚で、磯の潮だまりにも夏がやってきているようです。 午後は、遠藤貝類博物館のテラスで「海の自然実感教室」を行いました。 サメの歯などの生物標本を使ったレクチャーでは、午前の磯の生物ではみることのできない海の生物たちとその生活をご紹介しました。 顕微鏡を使ったプランクトン観察では、一人一台ずつ顕微鏡をお使いいただき、真鶴の海のプランクトンを思う存分観察しました。プランクトンについての説明や、海の生態系においての大切な役割を果たしていることなどもお話ししました。 プランクトン観察でも、こちらも夏に多くなる動物プランクトン ウミタルが確認できました。 夏休みの宿題用にと、一生懸命メモをとっている小学生や中学生も多かったです。楽しみながら宿題もばっちり終わらせられればいいことづくしですね! 暑い中ですが、本日も楽しい真鶴の海でした。ご参加ありがとうございました。 ※今回のイベントは、特定非営利活動法人ディスカバーブルーと真鶴町立遠藤貝類博物館 が共催で実施しました。 続きを読む