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いつまでもこの海と暮らしていくために。ディスカバーブルーは海や海の生物、生態系、環境を一人でも多くの人にお伝えしていくために、「人」と「海」とのかけ橋になろうとしています。

2014年6月13日金曜日

海の授業 ~地域の海の自然を知る授業~ 湯河原町立東台福浦小学校6年生のみなさん(2014年6月10日、6月12日)

Discover Blueでは、「海の授業 ~地域の海の自然を知る授業~」として、神奈川県内の小学校等を対象に出前授業を行っています。


6月10日と12日に、東台福浦小学校6年生のみなさんに「海の授業」をさせて頂きました。
東台福浦小学校では、毎年、5年生と6年生が地元の福浦漁協の漁師さんの協力で「漁船体験」を行い、漁船に乗って定置網見学しています。今回は、6年生の船にディスカバーブルーのスタッフも一緒に乗せて頂き、船の上でプランクトンを採集して、みなさんに顕微鏡観察をしてもらいました。

「漁船体験」をする前に、事前授業として6月10日に出前授業をしました。6年生のみなさんは、昨年も漁船に乗って、漁師さんからお話を聞きているということで、定置網のしくみや福浦沖でたくさんの魚がとれるということを教わっていました。また、私たちが食べる大きな魚はいわしなどの小魚を食べて大きくなるので、いわしがとても大切だということも勉強していました。

そこで事前授業では、「いわしは何を食べているのか」という海の食物連鎖のさらに下位の部分について考えてもらい、当日に観察するプランクトンの大切な役割についてお話しました。

また、福浦の海中のようすや相模湾の地形や海流などの海の環境について紹介し、福浦沖がどうしてよい漁場になるのかなどをお話しました。子どもたちは熱心に話を聞き、メモをとったり質問をたくさんしてくれたりしました。プランクトンの予習はもちろんですが、福浦の沖にはサンゴイソギンチャクが群れで生息している場所があることや、アメリカの調査船が明治のはじめに生物調査するほど多様な生物がいるということなど、身近な海についてのお話も喜んでもらえたようでした。




漁船体験の当日は、前日まで降り続いた梅雨の雨がタイミングよく上がり、海も比較的穏やかな状況に恵まれて、みんなの乗った漁船は無事に出航することができました。

船は福浦漁港を出て、少し沖にある定置網へ向かい、漁師さんが網を引き上げる姿を正面から見学することができました。網を引き上げると、ひっかかった魚がぴちぴち動きながら水揚げされていくのがわかりました。

定置網の引き上げが落ち着いたあと、こちらの船ではスタッフがプランクトンを採集するため、プランクトンネットを引き上げました。採集した試料がとても濃い色をしていて、プランクトンがたくさんいることが予想されました。みんなにいろんなプランクトンを観察してもらえそうです。



その後、船の上で、漁師さんからのお話を聞きました。マイワシ、ホウボウ、シイラにワラサにクロアナゴ、ネコザメなど、今日、定置網でとれた魚を実際に見せながら名前を教えてくれます。子どもたちだけでなく、私たちスタッフも漁師さんの楽しいお話にすっかり聞き入ってしまいました。

下船後、学校へもどり採取したプランクトンを顕微鏡で見てもらいました。実は、船に酔ってしまった子も何人かいて心配だったのですが、がんばって参加してくれて、しばらくするとみんな夢中で楽しんでくれていました。「これなんですか!?」「かわいい~」「これ、新種ですか!?」などなど、質問をしたり、感想を教えてくれたりしました。

今回は、船に乗って漁師さんの仕事を見て地元の産業を見学し、魚の種類を知ったり、プランクトンなどの生物や自然を勉強したりと、子どもたちみんなが海からたくさんのことを学び、さまざまなことを感じることができたのだろうと思います。これからも、いろんな海のことを知ってもらうサポートをさせて頂ければと思います。また一緒に勉強していきましょう。


※「海の授業 ~地域の海の自然を知る授業~」は、「2013年中央ろうきん助成プログラム」の支援を受けて実施しています。
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