真鶴自然こどもクラブ 〜横浜国立大学 実習船「たちばな」体験乗船〜

8月24日に「真鶴自然こどもクラブ」で、横浜国立大学臨海環境センターの実習船「たちばな」体験乗船を行いました。
この実習船は、横浜国立大学の学生が実際に研究用試料を採取するために乗船している船です。
当日のお天気は快晴で、海も少しうねりがあるものの、風はなく穏やかな海況に恵まれました。
参加してくれた真鶴町内の小・中学生は、はじめは船酔いを心配している子もいましたが、透明度の測定、水深100mまでの水の採取と水温測定、沖合のプランクトンを大型のプランクトンネットで採取するなど、大学の研究で行う調査と同じ内容を体験しました。

昼食をはさみ、午後は水温や塩分の変化と水深との関係鉛直を考察したり、沖合のプランクトンを顕微鏡で観察したりしました。普段おこなっている堤防からのプランクトン採取ではとれないような生物がたくさん観察できました。また、イセエビと思われるエビの幼生も観察できました。




最後にまとめの講義をスタッフが行い、その中で質問をとるとたくさんの質問があがり、時間が足りないほどでした。特に深海の生物に、興味津々でした。
大学生の研究内容を体験して、真鶴の海の環境がどうなっているか知って頂けたことと思います。

今後の一般参加者向けイベントは、「海のミュージアム」9/1(土)磯の生物観察会、9/2(日)お父さん・指導者向け 磯の生物観察講習会となります。真鶴町内外の方もご参加頂けますので、是非お申込み下さい。

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